2015.04.11   |   Review

アプリ開発用に新型MacBook買ってみた! 【2015/08/02 追記】


昨日(2015/04/10)発売した新型MacBook 12インチ(通称 MacBookRetina?)を早速買ってみました。
発売前から心待ちにしていたので、発売翌日に無事ゲット出来てすごく嬉しいです。ちょっと使用感とか書いてみます。

【追記】4ヶ月使ってみての所感を記事の最後に追記しました。

購入まで

なるべく早くMacBookを手に入れたいと思ったので、発売日当日からTwitterに張り付いて情報収集してました。Appleストアでいつ展示されるのかとか、量販店でも販売されるのか、販売されるとしたらどこかなどとにかく情報を集めました。オンラインでも購入可能だったのですが、発送が1〜3営業日となっており、配送とかを考えると入手は週明けになりそうです。アップルストアはWatchの影響もあってとても並びそうだったのでパス。結局量販店で発売するという情報を頼りに、朝イチで新宿に出かけることにしました。ヨドバシなら9:30から営業しているので、もし買えなくても他の10:00開店の店(ビックカメラやヤマダ)に間に合います。各量販店で本当に扱うのかという不安はありましたが、最終的にこの目論見は大きく功を奏し、無事2件目のお店でMacBookを手に入れる事が出来ました。事前調査って大事ですね。

購入したのはSSD容量 512GBの方を購入しました。512の方だと容量だけでなくてCPUの性能も1.2GHz(M-5Y71)へとグレードアップしてくれるので処理能力が足りないのではないかという不安要素を和らげてくれます。その代わり価格が20万近くしますが…。頑張ってアプリ開発でペイできるようになりたいです。

なぜMacBookを買おうと思ったか

普段MacBookAir(2012)をメインにアプリとかを開発しているので、

  • サイズ: 今より薄く・軽く
  • 画面: 作業領域が増えてRetina化
  • CPU: 大体同じくらい (?)
  • グラフィック: 4Kにも対応可能に
  • メモリ: 4GB→8GB
  • SSD: 128→512GBかつ高速化
    *バッテリー: ヘタってきて現状3、4時間しか持たない→もっと持つように

と言った感じで買い替えてもメリットばかりという状況でした。ただ最大の懸念要素はCPUですね。開発者にとってCPUの処理能力はコンパイル時間に直接関わってくる重要な部分です。せっかく買い換えても満足にアプリ開発できなければ持て余してしまいます。ただ事前にリークされたベンチマーク等をみるとそんなに今のMBAと遜色ないんじゃないかと。それに加えてアップグレード分の周波数増が加われば今より快適になる可能性もひょっとすると…!そういう訳で人柱を待つことなくMacBookを買ってみることにしました。

使ってみた所感

CPU

やはり気になるのはこれでしょう。CoreMというまだ実績の少ないCPUに、ファンレスの本体という組み合わせです。タブレットぐらいのパワーしかないんじゃないかとか、排熱がうまくできずに本体が熱くなったりするんじゃないかとか色々な噂がされています。自分もベンチマークとか色々調べてたりしましたが正直どんなもんなのかすごく心配でした。ブラウザとかオフィス操作なら兎も角、アプリ開発はCPUの処理能力が作業効率に直結します。果たしてMacBookAir2012と同等かそれ以上の性能を出すことができるのか。
(ちなみに自分は現状のMacBookAir2012上での開発について特段不満を感じていないので、そこは注意してお読みください。)

すでにポツポツ出てきてるベンチマークを再度自分が取り直してもあんまり有意ではないので、早速iOSやAndroidの開発環境を導入してアプリのビルドをしてみました。

iOSアプリ開発

重いXcodeをiTunesから落としてきてインストール、gitとcocoapodをコマンドからセットアップして、既存のアプリ(ソースもろもろ合わせて13MB、Swift)をクローン、ビルドしてみました。その結果はというと…残念ながらコンパイルに失敗しました。スペックの問題ではなくて、最新のXcodeのせいです。最新版だとSwiftが1.2にバージョンアップしていて、コンパイルするには自分のコードを1.2対応させる必要があります。エラー数がおびただしかったので今日中に修正してコンパイルするのは不可能だと思いあきらめました。仕方がないので、サンプルのプロジェクトを作ってMasterDetailのCoreData付テンプレートをビルドしてみました。こっちはサクサクでシミュレータも難なく起動しました。とはいえこれだけで評価は難しいですね…。近いうち修正して再チャレンジします。Swift言語仕様コロコロ変えてくるの辛い。

Androidアプリ開発

こっちも同様にチャレンジしてみました。AndroidStudio落として、JDK入れて、もろもろセットアップして、既存ソース(もろもろ合わせて8MB)をインポートしてみました。Gradleのビルドからのアプリのビルド、そして公式のエミュレータでの起動までやってみました。その結果、若干Airよりビルドが早い気がします。極端に早くなったわけではありませんが、いつもはもうちょっと時間かかってました。多分メモリが4GBから8GBに増えたことも大きいでしょうね。Airだと公式エミュレータが動かなかったのでそれだけでも大きな進歩です。AndroidStudioの補完とかもサクサク動くのでとりあえず開発マシンとして使う上での懸念は払拭されました。あとはAndroid用のケーブルを何とかすればメイン機のリプレイスが出来そうです。よかった。

その他動作

ブラウザとかコンソールとかは当たり前のようにサクサク動きますね。XcodeもAndroidStudioも固まったりせずに動くのでとりあえず開発者はコンパイル時間が許容範囲かどうか確かめれば他の心配はしなくて大丈夫です。発熱も問題なさそうです。統合開発環境を動かしてるとちょっと本体の底が温かくなってきますが不安を感じるほどの熱にはなりませんし、何よりファンレスなのでとても静かです。

ディスプレイ

Retina綺麗ですね。Airより縁が狭くなって作業スペースが格段に増えました。ただ個人的に光沢液晶は反射して嫌いなのでピッタリサイズのアンチグレアフィルム出たら買って貼りたいです。段差がないので全面に綺麗に貼れそう。

本体

MacBookよりスリムになって無駄がない本体は素晴らしいです。自分はApple信者ではないですがハードウェアに関してはAppleは実にいい仕事してますね。密度があるので直接持ってみると「軽い!」って感じる程ではありませんが、1Kgを切っているので鞄に入れて持ち歩いても苦にならないです。Airはなんだかんだで使わない時は家に置いていましたが、これならいつでも持ち歩けそうです。ただモニタ側が薄さのあまり力を加えると少ししなるのでこの辺の強度が持ち歩きに耐えれるか心配です。不慮の衝撃とか怖いですよね。シェルケースが早く欲しいところ。

バッテリー

買ってから無充電でセットアップしてますが全然持ちますね。新品効果もままあると思いますが、ダウンロードやインストールをガンガン走らせても極端にバッテリー消費が激しくなることはなさそうです。

ForceTouch

使い方よくわからないので、今までと同じように使ってます。(右下で右クリックできるように設定したり。)ただ従来のようにタッチするとちょっと変な感触がします。軽く押せばいいんだと気づけば違和感ごと消えてくれます。

キーボード

キーボードも若干危惧してましたが、慣れれば全然普通に使えますね。この文章もバリバリMacBookで書いてます。最初は凹凸がないのでたまに手の位置を見失ったり、パチパチとしたキーの感触が気になったりしましたが今はもう慣れました。ただMacBookを使ったあとに、MacBookAirを使うとAirの打ちやすさに感動してしまいました。本体が薄い分、ある程度の妥協は必要ですね。

外部ポート

USB TypeCが1個とイヤホン端子が1個しかありません。充電もUSB接続も全部この1つのポートでやる必要があります。デメリットとして上げられる場合が多いですが、個人的には不便ではなさそうですし、むしろ可能性を感じます。ワイヤレスで繋げられる機器も多いですし、たとえUSBハブを持ち歩く事になっても今のMacBookAirより少ない荷物で済みます。そして何よりポートが1つになったことでドック運用がしやすいです。全部ケーブル1本でまかなえるという事は、家にモニタやら電源やらキーボドやらをつないだドックを用意しておけば、その1本の抜き差しでデスクトップ的環境と持ち運びを切り替える事ができます。まだ全然周辺機器揃ってないのでなんとも言えませんが。とりあえずAndroidつなぐケーブルどうしよう…。純正のアダプターはあまり買いたくないです。

まとめ

MacBook買って正解でした。Airから乗り換える分にはあまりデメリットが無いように思います。あとはお財布との相談でしょうか。

【追記】4ヶ月MacBookを使ってみて。

MacBookを利用し始めてから約4ヶ月ほど経ちました。ファーストインプレッションとの違う点とかをまとめてみたいと思います。

処理能力

普段開発する分には最初の印象通り不満なく使えています。最近Unityも触り始めたのですがUnityの開発ツールもサクサク動きます。ただCPUをガッツリ使うような時には非力さを感じる時があります。具体的にはiOSアプリをリリースビルドするような時ですね。コンパイルに結構な時間を取られるので気長に待つ必要があります。コンパイル専用サーバー欲しい…。

もう一個スペックで気になるのがChromeでの動画再生能力です。開発とは関係ないですが、高画質の動画(ニコニコ動画とか)を観てると映像が時々カクつきます。MacBookAir2012のChromeの方が動画再生能力の点では上でした。グラフィック向上していると思っていたのでとても意外です。ただSafariだと同じ動画でも問題なく再生できたりするので相性的な問題かもしれません。

アンチグレアフィルム


OverLay Plus for MacBook 12インチ 低反射タイプ

これを貼って使ってますが快適です。Retinaディスプレイとアンチグレアはあまり相性が良くないみたいですが光源の反射を気にせず使えますし、割と画面も綺麗に見えるので満足しています。

シェルケース

まだ買ってません。本体薄いですがそこまでヤワじゃないということが感覚的に分かってきました。乱暴に扱ったらもちろんダメですが、普通に鞄に入れて持ち歩く分なら保護ケースなくても何とかなりそうです。あとは細かいキズや汚れからどう守るかですね。シェルケースをつけると折角の本体が厚くなってしまうので悩みどころです。

外部ポート

TypeC関連製品1個も買ってないですが、意外と無しで4ヶ月使えてしまいました。USBがあるサブのPCが使えることが前提かもしれませんが何とかなるものです。

https://www.kickstarter.com/projects/nonda/get-your-macbook-ports-back
ちなみに今これKickstarterで申し込んであります。上手くいけば来月あたりに届くそうなので楽しみです。届いたらレビューします。

アダプター

地味に不便なのがMacBookの充電アダプターです。前のモデルと比較して小さくなったのはいいのですが、あの余計なコードを巻く耳が無いのが痛いです。持ち運びと利便性を考えるとあの巻きつけ方は実に合理的です。今は補助としてコードを束ねるプラスチックのクリップみたいなのを使ってますが、ちょうどいい長さだけ伸ばして使うのが難しいです。クリップ自体もかさばりますし…。いいアイテムが登場してくれることを願います。

その他

SSDに余裕があるのでWindows10が単体購入できるようになったら入れてみたいです。