HTC J と HTC J Oneを比べてみると見た目は殆ど大きさ変わらないのですが、実際に持ってみるとHTC J Oneの方が本体も画面も一回り大きくなってるのが分かります。
無印Jの方は手に馴染むフォルムなのですが、Oneの方はちょっと大きくて掴みづらいです。あと右上のボタンが遠い…。スマホは左手で持つ派なのですが、右上メニューとかがあると片手じゃ遠くて押せないです。その点無印は遠いながらもちゃんと届いてくれたので…。
あと画面の色味もHTC Jの有機ELに慣れるとちょっと薄く感じてしまいます。FullHDの細密な液晶できれいなのですが、こと色に関すると白っぽく。
なんか欠点ばっかりあげてしまってますが、もうひとつ欠点が。肝心のカメラが酷い。(特定の条件下で)カメラに期待していた所もあるのでかなりショックでした。画素数を犠牲にするかわりに暗所での撮影を強化したカメラのはずなのですが、実際室内とかで撮影してみると全体的に赤紫っぽく写ってしまいます。調べてみると同様の問題を抱えている端末は多く、解決にはauの公式アップデートを待つしかないという状況みたいです。期待していただけにかなり残念でした。それと熱ノイズにも凄く弱いです。最初充電しながら初期設定をし、カメラを起動してみたのですが、驚くほど全体が赤く写ってしまい初期不良かと思うほどでした。しかし後でもう一度カメラを起動してみるとそれほどでもなく普通に撮れました。原因を探ってみると本体の熱にあるみたいです。初期設定の時数十のアプリを落としたりインストールしたりしていたので(かつ充電中)結構本体が熱くなってしまっていました。その熱の影響でカメラのセンサーがノイズを拾ってしまっていた可能性が。原因は分かってよかったのですが、設計としてはどうなの?といった所です。本当に熱のせいだとするとアップデートでも治らなそうですし。。
さて、マイナス面を結構書き連ねてしまいましたが、もちろんプラス面も多いです。まず回線速度。アプリを落とすスピードにビックリしました。これだけアプリのサイズあるからちょっと時間かかるなーと思っていたら、一瞬でプログレスバーが満ちてインストール完了してしまうのは凄いの一言につきます。インストールも高性能なCPUのお陰で一瞬です。1年半弱でこれだけスペック進化したのか…と褒めたくなります。これだけサクサクだとLTEの7GB上限すぐ行ってしまわないかが不安材料。
あと本体の質もなかなか良いですね。本体色:ブラックにしたのですが、高級感のあるアルミボディになっています。iPhoneのそれに引けをとらないレベルだと思います。アルミなので擦れる音がちょっと苦手ですが。ケースをつけるか悩みどころです。
音も素晴らしいです。フロントに2つ(上と下)スピーカーがついているのですが、端末のサイズから出てるとは考えられないほどいい感じに音が出てきます。横置きで音楽や動画が楽しめそうです。ちょっと最低音量が大きい気がしますが。
ちょっと弄ってみたところの感想はこんな感じです。若干前の機種の方が優勢なのはきっと気のせい…。あとはしばらく使ってみてどうなるかですね。NFCとか弄ってみたい。