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RaspberryPiをWebモニタとして使う
RaspberyPiを使って特定のWebページを常時表示させておきたい人のためのTips。
株価やニュースなどを流すWebサイトをずっとモニタリングできます。
## 使ったもの
* 本体:Raspberry Pi 2 Model B
* 1でも行けると思うけど2の方が安定するかと
* OS:Raspbian
* Desktop(GUI)として起動するように設定しておきます
Webモニタとして利用するにはMidoriというブラウザを利用するのが便利です。
RaspberryPiでも動く軽量仕様な上、コマンドからいろいろオプションを指定できます。
## Midoriブラウザをインストール
コンソールから以下を叩けば簡単に入ります。
```bash
sudo apt-get install midori
```
## 画面スリープをオフ
何も操作しなくても画面をつけっぱなしにしておくために画面スリープをオフにします。
```/etc/lightdm/lightdm.conf``` ファイルを管理者権限(sudo)で開き、
```
xserver-command=X -s 0 -dpms
```
という行を追記します。
( ```#xserver-command=X``` と書かれている行を↑におきかえるとbetter)
編集が終わったら保存してRaspberryPiを再起動します。
## ブラウザ起動
準備ができたらコンソールからブラウザを起動します。
```bash
midori -a "表示させたいURL" -e Fullscreen -i 180
# -i の引数はリロードする間隔(秒) JSでリロードする場合は不要
```
これで特定のURLを全画面で表示、かつ3分ごとにリフレッシュをかけるということが出来ます。
終了したい場合はCtrl+Qで止めることが出来ます。
SSHからRaspberryPiを遠隔操作する場合はちょっと工夫が必要で、
```
DISPLAY=:0.0 nohup midori -a "表示させたいURL" -e Fullscreen &
```
のようにしてあげる必要があります。
これはSSHからだとどのDisplayに表示すればいいのか分からないので、それを指定してあげているのと、SSHを切断すると画面も閉じてしまうため、それを防ぐためにnohupで動かし続けるようにするためのものです。
この場合終了するときは```psコマンド```でプロセスを調べて ```kill``` してあげる必要があります。