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Raspberry PIの安定運用化
熱暴走で数時間しかRaspberryPiが動かない問題、
無線LANアダプタを捨てて有線に切り替えたらあっさり安定しました。
これで無事自宅サーバー構築完了です。
いろいろ入れて遊びたいと思います。
## 無線LAN格闘メモ
いろいろやってみた軌跡
### 密閉ケース + 無線LANアダプタ
セットアップまで順調にいき、自宅サーバーができたと安心していたら突如繋がらなくなる。
本体を触ってみるとプラスチックのケースがすでに熱い。
慌てて電源断、ケース開放して暫く置く。
冷めた頃恐る恐る電源を入れてみると無事起動。
故障はしていない模様。
### ケース半分開放 + ヒートシンク + 無線LANアダプタ
密閉型のケースなので熱が逃げにくいので、上半分を外す。
またCPUの上にヒートシンクを貼り付け。
再度電源をつけてみる。
→ 2時間位で接続不可に
原因は熱か弱いと噂の電源か。
CPUの温度が簡単にコマンドで取れるみたいなので、
今度はCPUの温度を計りつつ再度電源投入。
40度からじわじわ上昇し、50度を超えたあたりから動作が重たく。
→まもなく接続不可へ。
熱が原因である説が濃厚になる。
### ケース半分開放 + ヒートシンク + USB延長 + 無線LANアダプタ
触った感じ、CPUよりも無線LANアダプタのが熱い。
ここの熱が伝わってRaspberryPiに影響してしまっている可能性が高い
と考え、USBを直接ではなく延長ケーブルを挟んで設置。
→2時間半ほどに生存が伸びるものの目立った効果なし。
RaspberryPi自身の問題?
### ケース半分開放 + ヒートシンク
もしかしたらRaspberryPi自体がハズレを引いていて
長時間持たないのではないかという可能性を考え、
無線LANアダプタやら電源以外すべてを外してみる。
しかしこのままではシステムの生存確認が出来ない。
そこでGPIOを使い1秒に一回LEDを点滅させるプログラムと回路を設置。
点滅がいつまで続くかを確認してみる。
→ 半日たっても支障なし
その状態でHDMIやキーボードを使い温度を調べてみたところ
50度ちょうどあたりで安定していることが判明。
本体には異常はない模様。やはり無線LANの問題か。
### ケース半分開放 + ヒートシンク + USB延長 + 無線LANアダプタ + USBファン
冷やしてみた場合長時間動かすことはできるのかの確認もしてみる。
手元にあったUSBファン(扇風機)をつかって風を送りながら様子見。
→ 30度台で安定。長時間も問題なし。
熱対策の大事さ。
## 結論
RaspberryPiを安定的に動かすには
* 無線LANアダプタ(特に小型の)を使わない
* 使う場合はファンを使って能動的に排熱対策を